2012.05.17 *Thu*

寂しいと言えない

CATEGORY : にちじょう
退院後、毎日午前中はお散歩をして、午後は家でのんびり過ごした。

6日の日曜日、お散歩している最中にユキくんから電話がかかってきた。

「今、何してるの?」

「ん~・・・近所をお散歩。笑
 もうすぐ家に着くんだ。」

そんな他愛ない話を1時間くらい。
ユキくんは寝る前に電話をしてくれたみたいで、その気持ちが嬉しかった。
体力が落ちてしまって、ユキくんの家にも到底行ける状況じゃないし、
今は職場で毎日のように顔を見ることもないから、電話で声を聞くのが本当に嬉しい。


次の日、会社に行った後、ユキくんに電話したけど出なくて、夜かかってきた。

「会社行って、ヒノさんと話してきたよ」

「どうだった?」

「現場、出来れば戻って欲しいって。」

「やっぱりね。」

「病気のこと、説明したんだけど、ね。
 私の性格的に頑張りすぎることも、ヒノさん、分かってると思うんだけどなぁ。」

「俺、イズが現場戻ってきたら、
 いつ倒れるか、気が気じゃなくなるよ。」

ユキくんの言い方は大げさだけど、でも、可能性が高いことは未然に防ぎたい。
それは、私も大変だけど、皆にもまた心配と迷惑をかけてしまうことだから。
気持ちが段々会社から離れているのに、余計離れてしまう。

「イズが入院したって聞いた時、泣いたよ」

「そうなの!?」

「うん、すごく心配になったし、悲しくて。」

「本当に、ご心配をおかけしました。」

言葉では言い表せないくらい、気持ちがいっぱいになった。
"所詮、他人事なんだ・・・"って思うことがあったから、余計に。
私には気にかけてくれる人が居る、それで十分なんだ。

2012.05.16 *Wed*

他人事だとしても

CATEGORY : しごと
退院して3日後の7日に、会社に行ってきた。

・今月中は仕事を休みたいこと
・今後、復帰した際の仕事内容
・保険や休職など制度はどうなっているのか

この三つが気がかりで早く解決させたかったから、
退院が決まった時点でヒノさんに連絡して、時間を作ってもらった。

「退院したばかりで、無謀すぎる!」と、親や友達など周りからはかなり心配されたけど、
気持ちのモヤモヤを晴らす方が、私には大事なことだったから、
歩く距離を伸ばしたり、電車に乗ったり、7日、絶対に会社に行けるように体力作りをした。


当日、通勤ラッシュから少し外した時間で向かった。

会社には何とか辿り着いたと言って良いくらい、着く頃は体力の限界だった。
それでも、無事に会社に行けて、ホッとした。

ヒノさんと二人で話したのだけど、
頭がぐるぐるしていて思考回路が働かないので、話す前に少し休ませて貰った。

正直に病気のことを話して、気がかりだったことも伝えた。

「再発を考えると、怖いんです。
 現場だとどうしても肉体的な疲れが大きいから、今後は難しいと思います。
 また同じように迷惑をかけたくないので、できれば現場は戻りたくないです」

「じゃあ、来月復帰する時、一度現場でやってみて、それでも駄目なら考えよう」

話が食い違っているように思えたけど、私自身も病気のことをきちんと把握できてないから、
とりあえず、今月末にもう一度連絡をして、その時、最終的に決めることにした。

そのあとは、総務の方が来てくれて、休職と保険の書類説明。

「他の部門でも、病気になって休職した子が居て、
 その子は今、パートになって現場で働いているんだよ。
 大変な病気じゃないから、大丈夫だよ」

"何を根拠に大丈夫と言っているのだろう・・・"と、思わず疑問に感じてしまった。
「難病でも深刻な病気じゃないから」って、どうしてそんなことが言えるのだろう。
労りで言ってくれたって思っているけど、疑問は払拭できなかった。

2012.05.15 *Tue*

これからの方向性

CATEGORY : しごと
ベーチェット病の症状は、過労とストレスで悪化する。

これを知った時、今の職場には戻れないんじゃないかと思った。

私の働いている職場は、体力勝負で力仕事もある。
働いている時間ほとんど、立って動き回っている。
5kg、10kg持つのは当たり前だし、台車で押して300kg運んだこともある。
おかげで「体育会系の肩だね」と言われてしまうほど、立派な筋肉。

人を管理するポディションになって、少しは肉体労働が減ったけれど、
それでも、一緒に働くメンバーの負担が減るように動いてしまうから、
肉体的な疲労が蓄積され、帰宅したら足をほぐすのが日課になってた。

「あそこは、女性の働く環境じゃないと思う。」

よくユキくんが呟く言葉。
私も、あそこでこれから先ずっと働くのは難しいだろうなって思ってた。

そう思っていた矢先に、今回の件。
今後の仕事について、真剣に考えるようになった。


思い切って、転職しようと思い始めた。

今の会社での自分の今後も見えてきて、自分の望んでいるスキルアップはできなさそう。
それならば、これを機に探してみようかと。
元々、1年前くらいから漠然と転職は考えていて、病気が大きなきっかけになった。

5年後10年後働いた時、自分に残る知識や技術が欲しい。
自分が学生時代に学んできた知識を、このまま眠らせたくない。
自分が本当にやりたいこと、望んでいることは何なのか。

そう強く思い始めてからは、行動が早かった。
ユキくんやミキちゃんに相談して、転職サイトに登録して、自分を見つめ直して。
時間がたっぷりある入院中だからこそ、"今やるしかない"って思った。


両親には「短絡的だ」と大反対され、言い合いになった。
前々から相談していた訳じゃないから、確かに私の発言は突発的だったと思う。
「1年様子見てからで良いじゃないか」と言われたけど、考えてもうすぐ1年になる。

「いつ再発するか分からない病気もちで、再就職するのは無理だ」と言われた時は、
さすがに"親でも、言い過ぎだろう"と涙が止まらなかった。

でも、"それならば見つけてやる!"と俄然やる気になった。

ただ、親の言い分も正しくて、行く当てもないのに辞めるのは考えがなさ過ぎると思った。
そのことをミキちゃんに相談したところ、"休職"の案が浮上した。
元々、退院してもすぐに復帰できないし、復帰できても殆ど動けないのは分かっていたから、
1ヶ月ほど休むことは、考えていた。
正当な理由もあるし、休職という形になるなら有り難いと思った。


回復して元気になってからは、
自分のこれからの方向性を、病院のベッドの上で考える日々だった。

2012.05.14 *Mon*

拍手お返事

CATEGORY : ひとりごと
b120429.jpg
お見舞いで頂いた花々。
お花は見ているだけで、心が安らぐ。


*めぐさま
拍手コメント有り難う御座います。

自分の思った気持ちを綴る場所として始めたブログですが、
読みに来てくださる方がいらっしゃると、とても嬉しいです。

今はのんびりと休養中なので、病気をすごく気にすることなく過ごせてます。

退院してから今現在までも色々なことがあり、
早くリアルタイムに追いつきたい為に暫くは毎日更新してるので、
また読みに来てくださったら、嬉しいです。

2012.05.14 *Mon*

だから、笑顔で過ごせた

CATEGORY : ともだち
入院している間、本当に色んな人たちがお見舞いに来てくれた。

24日、昼前に父方のおじちゃんとおばあちゃんが来てくれた。
おじちゃんは自営業なんだけど、この日は定休日。
そして、おじちゃんもストレスによる病気を抱えていて、月1で通院してる。
この日は通院の日で、診察が終わった後、わざわざ病室まで来てくれた。

おばあちゃんは通院してないし、足も弱ってきてるのに一緒に来てくれて、
来てくれた時、すごく驚いたし、気持ちが本当に嬉しかった。

「ここの病室遠いのに・・・わざわざ有り難う御座います。」

「頑張りすぎだよ。笑
 パートさんとか、人にも気を遣っちゃって疲れたんだよ。」

おじちゃんも人に気を遣うタイプだから、気持ちをよく分かってくれてた。
年末年始も仕事で会えなかったから、皮肉だけれども久し振りに会えて嬉しかった。


次の日はミキちゃんが来てくれて、「顔色良くなったね」って喜んでくれた。

ミキちゃんも私と同じように仕事に悩んで・・・辞める結論になったみたい。
引き留められて大変だったみたいだけど、ようやく片づいてホッとした様子だった。

これからの方向性に悩んでるみたいで、「なにやろうかなぁ・・・」って考えてた。

ミキちゃんは人と話すのが大好きだから、今まで営業・販売をやってきた。
性格的にもとても向いている仕事だと私も思うし、ミキちゃんも「楽しい」って言ってた。
でも、そういう職種は、ノルマ達成のプレッシャーがすごい。
ミキちゃんはプレッシャーを力に換えちゃう子だけど、頑張りすぎるところがあるから、
そのために体調を崩すことが、今まで幾度と無くあった。

「そういうのは、もうイヤなんだよね。
 だから、仕事はやりがいとかもう考えず、楽なものを選ぼうと思う。
 その代わりに、プライベートな時間を充実させれば良いかなって。」

仕事でもプライベートでも、夢中になれるモノがあれば良いと思う。

「イズちゃんも私と同じように頑張り過ぎちゃうから、気を付けてね?」

「そうだね~。
 やりたいこととか色々考えるけど、何だかんだでどこでもやりがい見つけそうな気がする。笑」

「うん、そうだと思う。笑」

「でも、やっぱり"沢山学びたい!"、"成長したい!"って気持ちが強いんだよね。
 だから、多少きつくても頑張っちゃう気がする。」

「まだ社会人4年目だもん、そう思うよ。
 私は・・・もういいや。笑」

私より社会人経験が豊富なミキちゃん。
色んな荒波を乗り越えてきた子だからこそ、そういう結論に達したんだと思う。
ミキちゃんと話していると、自分も色々知って成長できて、嬉しい。

プロフィール

イズ

Author:イズ
働く女子
毒舌で寂しがり屋

*主な登場人物*


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